セントルイス
日本語教室
St.Louis Japanese Language School

令和8年度開始のご挨拶
セントルイス日本語教室は、4月11日に入学式を行い、新入生の皆さんをお迎えいたしました。あわせて、 日頃より本校を支えてくださっている皆様に、心より御礼申し上げます。
このたび、私は、令和8年度も校長を務めさせていただくこととなりました。
一度は本校を離れる機会がございましたが、ご縁をいただき、再びこの場に戻ることができましたことを 大変ありがたく感じております。これまでの経験を生かしながら、本校の発展のために努めてまいります。
さて、令和8年度、本校には新たな変化がございます。
国際クラスの生徒の皆さんが、他の建物からWebster Hallへ移ることとなりました。同じ校舎で学ぶことで、これまで以上に自然な交流が生まれていくことを期待しております。以前は、国際クラスの皆さんと接する機会が限られておりましたが、これからは授業時間以外にも、ことばを交わす場面が増えていくことでしょう。
ぜひ、「こんにちは」「おはようございます」「元気ですか」のあいさつを交わしていきましょう。
その一言が、新しいつながりのきっかけになることと思います。
ここで、本年度の学校方針をお伝えいたします。
「ことばでつなごう 日本と世界」です。
皆さんは、うれしいとき、どのようなことばが自然に出てくるでしょうか。
「やった!」「ありがとう!」「最高!」――そのように自然にあふれ出ることばを「母語」といいます。
母語とは、小さいころから培ってきた、自分の心と深く結びついている大切なことばです。
私にとっては、日本語が母語です。日本語で話すと、気持ちがそのまま伝わり、安心することができます。
本校に通う児童・生徒の中には、日本語以外を母語とする方もいらっしゃいますが、その大切さは変わりません。母語は、家族とつながる絆であり、自分の思いを支える「心のよりどころ」です。
アメリカで生活する皆さんは、日々英語に触れる機会が多くなります。だからこそ、日本語教室で過ごす時間は、貴重で、かけがえのないものです。
ことばは、世界とつながる力であると同時に、自分の根を支えるアイデンティティーでもあります。自分の思いを、自分のことばで伝えられる力は、これからさまざまな場面で大きな支えとなることでしょう。
令和8年度も、児童・生徒一人ひとりが自分の母語を大切にしながら、ことばを通して日本と世界をつないで いくことを願っております。
校長 マクレアー 典子



